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ワインが好きなITコンサルタントのブログです。

【コンサルファームへの転職】面接では何が評価される?面接で抑えるべきポイントまとめ

コンサル業界への転職にあたって、面接で抑えるべきポイントについてまとめます。

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そもそも面接の目的とは?

面接には、以下の2つの目的があると考えます。

面接の目的① コンサルティングファーム側が応募者を評価するため

これは、言わずもがなだと思います。
コンサルティングファーム側が求める人材像に、応募者の経験やスキルなどがマッチしているのかを確認するために、面接を実施します。

具体的に何を評価しているのかは、この記事で後述します。

面接の目的② 応募者側がコンサルティングファームを評価するため

これは、意外と重要なポイントです。

転職って結構人生の一大イベントですよね。
転職の良し悪しで人生が変わると言っても過言ではないと思います。
なので、転職先選びは慎重になるべきだし、コンサルティングファーム側にも情報を出させるべきなのです。

また、自分側もファームを選んでるんだぞっていう上から目線の立場で面接に行くと、とても気楽になります。

コンサルティングファーム側が評価するポイント

では、コンサルティングファーム側は応募者の何を評価しているのでしょうか。
ずばり、以下の3つです。

評価されるポイント① 応募者のCANとのマッチ度

中途採用では、特に重要視されるポイントです。

書類選考が通ったのであれば、最低限の合格ラインはクリアしていますが、面接ではさらに詳細を確認されます。

応募するファームや部署によって、勝負すべきCANが変わってくるので、見極めが大事です。

具体的な質問例

・職務経歴を教えて下さい
・マネジメント経験はありますか?
・英語はどれぐらいできますか?

評価されるポイント② 応募者のWILLとのマッチ度

私の肌感覚では、7割ぐらいはこれに関する質問のような気がします。

コンサルティングファーム側から見て、応募者がそのファームでのキャリアパスを具体的に想像できるか、というところを確認されます。

求人票やホームページなどを確認し、応募するファームや部署のWILL(事業戦略や今後注力するソリューション)とマッチしたWILLを答えましょう。

具体的な質問例

・転職理由を教えて下さい
・なぜうちのファームを志望するのですか?
・転職後にどのような仕事をやりたいですか?

評価されるポイント③ コンサルタントとしての素養

面接で聞かれる質問のほとんどは、上記①と②を確認する質問です。
ですが、その質問の回答を通して、応募者のコンサルタントとしての素養をチェックしています。

ここでいうコンサルタントとしての素養とは、すなわち「考える力」と「伝える力」です。

考える力

質問に対する回答の中身を通して、応募者のロジカルシンキング能力を評価します。
回答した内容がロジカルかどうかは、結論に対してしっかりとした根拠があるかどうかで変わってきます。

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例えば、「なぜコンサルタントになりたいのか?」という質問に対して、
「問題解決をしたいと思ったから」という回答では、なぜ問題解決したいと思ったかという根拠がありません。

では、この回答はどうでしょうか。

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確かに、問題解決をしたいと思ったことに対しては、自分の経験をもとに語られており、しっかりとした根拠があるように思います。
ですが、その問題を解決したいなら、現職でやればいいのでは?と思ってしまいます。
「なぜコンサルタントになりたいのか?」という質問に対しての回答の根拠にはなっておらず、論理に飛躍があります。

では、この回答はどうでしょうか。

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どうでしょうか?
「なぜコンサルタントになりたいのか?」という質問に対して、回答の根拠がしっかりしたような気がします。

これはあくまで例ですが、このように面接での想定質問に対して、ロジカルな回答を準備する必要があります。
ロジカルな回答の作り方は、ただただ「なぜ?」を繰り返すだけです。

上記の例でいうと、
「なぜコンサルになりたいのか?」 → 「問題解決したいから」
「なぜ問題解決したいのか?」 → 「現職の業務で問題を感じたから」
「なぜ現職じゃできないのか?」 → 「業界全体の問題であったから」

というふうに、「なぜ?」と自問自答し、論理のスキがないようにブラッシュアップしましょう。

伝える力

いくら論理的な回答を用意していても、伝え方が悪いと台無しです。
重要なポイントは、以下の3点です。

ポイント① 結論を先に言う

コンサルでなくても、皆さん社会人なりたての頃によく言われたのではないでしょうか。
質問に対しての回答は、一言目に結論、その後は補足として根拠を述べる。
これが鉄則です。

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ポイント② 目次を言う

コンサル業界の頻出用語として、「アジェンダ」という言葉があります。
日本語で言うところの「議題」なのですが、コンサル業界では、必ず会議の初めにアジェンダを共有します。
過去に私の知り合いのコンサルタントがクライアントの会議に出席した際に、会議のアジェンダが決まっておらず、
アジェンダの無い会議なんか会議じゃない。時間の無駄だ」といってブチ切れて出ていきました。

その例は極端ですが、コンサルタントとは、そういう生き物なのです。

つまり、つらつらと話し続けるのは、アジェンダのない会議と一緒なのです。
自分がこれから何を話すのか、前もって伝えましょう。

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例えば、
「私は〇〇だと考えます。理由は3つあって、1つは〇〇です。2つ目は〇〇です。3つ目は〇〇です。」
このように話の展開が見えると、長い話でも聞いてくれます。

ポイント③ 自信を持って話す

コンサルタントは、クライアントの問題解決をリードしなければなりません。
そのためには、クライアントからの信頼を得られなければなりません。

面接では、コンサルタントとしてこの人はやっていけるかどうかを判断されます。
自信を持って堂々と話すことで、面接官からの信頼を勝ち得ましょう。

逆質問では何を聞けばよいのか

よく面接ノウハウを書いてあるページに、逆質問では自分のやる気を見せろ、とか、アピールせよ、などと書いてあります。
ですが、はっきり言って何を聞いてもOKだと思います。

冒頭でも述べましたが、面接をする目的の1つは、応募者側がファームを評価することです。
逆質問の目的は、応募者側がファームを評価するために、必要な情報を得ることなのです。

ただ、無邪気に何を聞いても許されるかといえば、そうではありません。
あくまで大人同士のコミュニケーションなので、以下のポイントは抑えるべきだと思います。

ポイント① 質問の意図を示す

当たり前のことですが、意図の無い質問はしないほうがいいです。
できれば、質問の後に質問の意図を説明するほうがいいですが、質問だけ投げかけてもOKです。
ただしその場合は、質問の意図が伝わっていなかった時に、答えられるようにしておきましょう。

ポイント② 空気を読む

本当は聞きたいけど、聞いていいのかな?と悩む、グレーゾーンの質問があると思います。
そこは、面接官の人柄や、それまでの場の雰囲気で判断しましょう。

実際、筆者も逆質問では「他のファームがいいと思ってるんですが・・」のようなことなどを話しましたが、 面接官の人柄やその場の雰囲気的に、マイナス評価はされないだろうという自信があったからです。

ちなみに、聞きにくい質問を聞きやすい雰囲気にするためのキラーワードがあります。

「転職先を本気で悩んでいます。」

この一言で、面接官は、うちを選んでもらいたいというマインドになるでしょう。

面接体験記

参考になればと、筆者の面接体験記を公開しております。

デロイトトーマツコンサルティング

PwCコンサルティング

アビームコンサルティング

ベイカレントコンサルティング

まとめ

今回、筆者が転職活動を経験して、意識したポイントや、重要だと思ったことについてまとめてみました。
コンサル経験者だけでなく、事業会社やSIerからコンサルティングファームへと転職される方の参考になればと思います。

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【コンサルファームへの転職】ベイカレントコンサルティング【面接体験記】

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ファームについて

最近めきめきと成長をしている、日系の総合系コンサルティングファームです。

特徴としては、オファーの金額がものすごい高いこと(逆に不安になるレベル)と、プール型組織であることです。
プール型であるために、他のファームよりも組織としての意識が薄く、フリーランスコンサルタントの寄せ集め集団のようなイメージです。

あとは、受付嬢がめっちゃかわいいです。
ただ、ベイカレントのコンサルタントいわく、本社にいることがまず無いので、そのメリットを享受できないそうです。

面接体験記

WEBテスト

言語と計数のWEBテストです。
イカレント本社の会議室で受けさせられます。
ありきたりなテストでしたが、不安な方は対策することをおすすめします。

1次面接

面接官

マネージャー1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

まずは、転職理由について聞かれました。

また、他にどの会社を受けているのか、と、転職先を選ぶための軸を3つ挙げさせられました。
3つという指定が来るとは思わなかったので、2つで良いですか?と聞いて、2つ答えました。笑

③逆質問

イカレントにはあまり知り合いもおらず、情報も無かったので、色々ベイカレントについて聞きました。

例えば、プロジェクト間の横のつながりのために、ナレッジだったりを蓄積しておく仕組みとかってありますか?と聞いたのですが、一応あるみたいでした。

結果連絡

2営業日後、合格連絡を受けました。

2次面接

面接官

パートナー1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

転職理由と、キャリアプランについて聞かれました。
ありがちな質問なので、普通のことを答えました。

それ以外は特に変わった質問はありませんでした。

③逆質問

後半30分ぐらいは逆質問の時間でした。

自分のキャリアプランについて、ベイカレントで実現できるかどうかを聞きたかったので、そのような質問をしました。

色々回答してもらったのですが、面接官の方が喋りだすと止まらないタイプの方で、面接官自身のキャリアの話などを延々と語っていただきました。

また、コンサルタントは専門家になるべきではない、といったようなことを仰っていたのが印象的でした。
意図としては、専門性を身に着けてしまうと、その領域で食えなくなったらコンサルとして終わるからといったニュアンスでした。

結果連絡

3営業日後、合格連絡を受けました。

3次面接(最終)

3次面接の案内があったのですが、ちょっと自分には合わないかなと感じたので、お断りさせていただきました。
オファー金額は気になったのですが。。

まとめ

面接については、普通に進みました。
ちょっとパートナーの方がクセ強めでしたが。

私は途中で辞退してしまいましたが、ベイカレントに入社した知り合いの話によると、他のファームよりもオファー金額が100万〜200万ぐらい高いようでした。

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【コンサルファームへの転職】アビームコンサルティング【面接体験記】

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ファームについて

元々はデロイトのIT部門から独立したファームのため、ITコンサルティングに強みを持っています。

特に、SAPなどのERPパッケージシステム導入といった大規模ITプロジェクトに強みを持っています。

また、コンサルファームでは珍しく、残業代が出るといったところも魅力的です。

面接体験記

1次面接

面接官

マネージャー1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

転職理由について聞かれました。
現職もコンサルだったのですが、今の会社ではこういうことができないため、転職することを決めた、という内容を答えました。

また、なぜアビームを志望しているのか、について聞かれました。
それについても、自分の経験とキャリアプランを鑑みた上で、アビームではそれが活かせる、実現できるといった内容のことを答えました。

③ケース面接

質問の後、簡単なケース面接がありました。

「利益をあげるための施策は?」といったような、かなり抽象的なお題に対して、ロジックツリーを描き解決策を洗い出す、といったものでした。

単純に最低限のロジカルシンキング能力を見られているだけだったので、特に準備不要だと思います。

結果連絡

5営業日後に合格連絡をいただきました。

2次面接(最終)

面接官

ダイレクター1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

1次面接と同様に、転職理由について聞かれました。

また、今後のキャリアプランについても質問を受けました。
さらに、筆者の答えたキャリアプランについて掘り下げていただき、アビームだとこういうプロジェクトがいいんじゃないか、などと親身になってアドバイスなどをいただきました。

雰囲気的にもざっくばらんに話せそうだったので、実は他のファームがいいと思ってますということを伝えたところ、
アビームのほうがキャリアプランに合ってるんじゃないかな、といった感じで、最終的にはキャリア相談みたいな雰囲気になっていました。

③逆質問

結果連絡

5営業日後に合格連絡をいただきました。

まとめ

面接官の方は優しい感じの人で、終始和やかな雰囲気で面接が進みました。

意外にも、「なぜうちのファーム?」といった質問をしてきたのがアビームだけだったのですが、やはりファームごとの強みや特徴を分析することは大事だなと感じました。

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【コンサルファームへの転職】PwCコンサルティング【面接体験記】

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ファームについて

DTCと同様、戦略や業務系の上流コンサルティングに強みを持つ、総合系コンサルティングファームです。

面接体験記

WEBテスト

面接の前に、WEBテストがありました。

内容は、言語・計数・パーソナリティといった、ありきたりのものです。
特に苦手意識はなかったので、対策せずに受けました。

結果は無事合格したのですが、筆者と同時期に転職活動をしていた他のコンサルタントは落ちていたので、不安な人は対策しておくとよいです。
(筆者の周りで2名も落ちていました)

ちなみに、合格の連絡は3営業日後に来ました。

1次面接

面接官

シニアマネージャー1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

転職理由について聞かれました。

今回、PwCは、ITの部門ではなく上流の部門に応募を出していたため、ITコンサルの経験を活かしつつも、システム前提ではない業務改善のソリューションを提案したい、みたいなありきたりなことを答えました。

質問についてはそれぐらいで、あとはケース面接でした。

③ケース面接

コンサルファームの面接ではありがちなケース面接でした。

お題は2題あり、20分間ぐらいでお題を読み、回答を考え、
その後10分間ぐらいでプレゼンする、といった流れでした。

出題されたテーマは、架空のクライアントが抱える課題について、問題の原因を分析し、課題解決までのアプローチを提示するといったケース。
もう一つは、また別の架空のクライアントが抱える課題について、解決案を提示するといったケースが出題されました。

このケース面接では、回答の正解不正解を見ているのではなく、回答に至るまでのプロセスが論理的に筋道立てられているかを見られていました。
具体的には、
MECEに問題を切り分け、根本的な原因を見つけ出せているか
・問題を解決するための解決案を正確に評価し、提示できているか
というところが見られていました。

結果連絡

当日中に合格連絡をいただきました。

2次面接

面接官

ダイレクター1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

1次面接と同様に、転職理由について聞かれました。
それについての回答も、1次面接と同じようなことを回答しました。

③逆質問

応募した部署で求められているCANと、ITコンサルの経験という筆者自身のCANがマッチしていないんだろうなという印象は受けていたので、
ITの経験が活かせるかという点について、質問しました。

結果連絡

2営業日後、不合格の連絡をいただきました。

理由はやはりCANがマッチしなかったことでした。

まとめ

PwCの選考では、WEBテストとケース面接という壁がありました。
不安な方は対策してから臨むことをおすすめします。

また、結果は不合格でしたが、面接官の方はとても穏やかで優しい人で、和やかな雰囲気で面接することができました。

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【コンサルファームへの転職】デロイトトーマツコンサルティング【面接体験記】

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ファームについて

総合系コンサルティングファームの中では、最もネームバリューがあり、給与が高いファームです。
戦略・業務などの上流のコンサルティングに強みを持っており、ITの案件は小規模のものが多いです。

ちなみに、リファラル(既存社員からの紹介)での応募でした。

面接体験記

1次面接

面接官

シニアマネージャー2名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

筆者の経歴に対し、過去のとあるプロジェクトの内容について興味を示していただき、根掘り葉掘り質問いただきました。
筆者は、ある業界の大企業にシステムを導入していたのですが、かなりニッチな領域のシステムであったため、システムがカバーする業務の範囲などについて細かく説明しました。

その他、
・今後どのようなプロジェクトを経験したいのか
・英語はできるか
といった質問がありました。

③逆質問

主にプロジェクト内容、仕事内容について質問しました。

また、筆者はITコンサルであったため、DTCにおいて経験を活かせそうか尋ねたところ、
DTCでも、IT出身者の人材を積極的に採用しており、今後はIT案件にも強みを伸ばしていく方針のようでした。

結果連絡

3営業日後、合格の連絡

2次面接

面接官

パートナー1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

筆者の経歴に対し、面接官の方が専門にされていた領域のプロジェクトに興味を示していただき、根掘り葉掘り質問いただきました。
かなり細かい内容について雑談チックに話が及び、ほとんどの時間をこれに費やしました。

それ以外は、今後のキャリアプランについて聞かれました。

③逆質問

直近でDTCの組織改編があったため、その内容や背景について質問しました。

結果連絡

2営業日後、合格の連絡

3次面接(最終)

面接官

トップのパートナー1名

面接内容

①自己紹介

まずは、冒頭2分間ほど、簡単に自己紹介や職務経歴について説明しました。

②面接官からの質問

 

マネジメント経験の具体的な内容について聞かれ、どのようなことをやっていたのか、マネジメントする上で意識していたこと、工夫したことは何かを聞かれました。

その他、短期的なキャリアプランと、長期的なキャリアプランについて質問を受け、具体的に説明しました。

実はこの段階ではもう既に内定が決まっており、筆者のキャリアプランを聞いて、GAPがないように確認するための面接とのことでした。

③逆質問

面接官からの質問は20分ほどで終了し、残りの時間は全て逆質問でした。

とてもいい感じの雰囲気で、面接官の方も複数のファームを渡り歩いてこられた方だったので、DTC以外のファームについての情報を根掘り葉掘り聞いちゃいました。

とてもいい方で、ざっくばらんに答えてくれて、なおかつ転職するにあたってのアドバイスもいただきました。

結果連絡

翌営業日にオファー連絡をいただきました。

まとめ

DTCのコンサルは、ドライな人が多いという印象だったのですが、実際会ってみると、どの面接官の方も優しくて穏やかな印象でした。

また、キャリアプランについての質問が多いという印象であったため、ある程度具体的なキャリアプランを考えた上で面接に臨むのがよいと思います。

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【コンサルファームへの転職】書類選考で落ちない!履歴書・職務経歴書の書き方【転職準備編】

履歴書と職務経歴書の書き方について、まとめたいと思います。

当たり前ですが、ドキュメントを作成するためには、書くべきことを書くことが非常に重要です。
書くべきことって何?というと、ドキュメントを読む側が何を求めているかがわからないといけません。

そんなことはわかっているかもしれませんが、意外とできていない人が多いのです。
今回は、コンサルティングファームに受かるための履歴書と職務経歴書の書き方のポイントについて、記載しようと思います。

履歴書を書くためのポイント

無機質に書けばよい

履歴書はただただ無機質に個人の情報を記載すればよいです。
履歴書はそういうもんです。

ググればたくさん無料のExcelフォーマットが出てくるので、ダウンロードして、適宜自分の好みにカスタマイズして作成しましょう。

手書きは絶対NG

新卒の就職活動では、手書きで書いていましたよね。
謎の風習です。日本の悪しき伝統です。今でもあるのでしょうか。

さすがに社会人で、手書きのビジネス文書を作るなんて人はいないだろうと思っていたら、ネットで調べてみると7割の人が手書きで履歴書を書いているようです。

コンサル業界での転職では、絶対にやめましょう。
時間と手間の無駄遣いです。
業務効率が悪いのかなとか、パソコン苦手なのかなと思われるかもしれません。

もちろん手書きだから落とされるということは無いとは思いますが、プラス要素になることも絶対無いです。

そもそもほとんどのファームでは、データでやりとりしていたので、わざわざ紙を持っていく必要は無いかもしれませんが。

資格欄は武器になるものだけ書く

履歴書に資格を記載する際は、コンサルタントとして武器になるものだけ記載してください。
例えば、自動車運転免許、書かなくていいです。
また、TOEIC700点未満などは、私は英語ができないと言っているようなものなので、書かないほうが良いです。

職務経歴書を書くためのポイント

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職務経歴書のポイント

できること(CAN)を意識する

書類審査で最も重要なものが、この職務経歴書です。

採用担当者が職務経歴書で何を見ているか。
それは、その人のできること(CAN)です。

新卒の採用では、やりたいこと(WILL)を重視しますが、中途採用ではCANを重視します。
そこの違いを特に意識してください。

具体的に書く

できるだけ具体的にCANが伝えられるように記載してください。

採用担当者は、どのプロジェクトのどの役割で活躍できそうか、というところを具体的に見ています。
業界や業務エリアなど、できるだけ具体的にフォーカスして記載しましょう。

定量的に書く

コンサルタント定量情報を好みます。
プロジェクトの規模や、成果などは定量的に記載してください。

主観は排除する

主観的な内容は記載NGです。

書くべき内容は、どういう仕事をしたのか、その中で自分の役割は何か、どれほどの成果を出したのか、だけです。
どういうところに苦労したとか、どういうところにやりがいを感じた、とかは書かないようにしてください。

マネジメント経験を書く

マネジメント経験がある人は、必ず記載しましょう。
評価されやすいポイントです。

まとめ

コンサルタントにとって重要なスキルの一つが、ドキュメンテーション能力です。
上記で記載したようなポイントは、普段コンサルタントが、新人コンサルタントに口酸っぱく指導しているような内容です。
採用担当者は当然そういった視点で、ドキュメントを見てきます。
読む人に何を伝えたいのか、ということを意識して、書くべき内容をブラッシュアップしていってください。

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【コンサルファームへの転職】総合系コンサルティングファームを知ろう【転職準備編】

総合系コンサルティングファームとは

winesuki.hatenablog.com

前回の記事でも触れましたが、総合系コンサルティングファームは、企業の戦略立案・業務改革といった上流から、システム導入・保守といった下流まで、様々な案件をこなすコンサルティングファームです。

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コンサルティングファームの種類

といっても、様々な案件を経験できるわけではなく、ITのプロジェクトを経験すれば、その次もITのプロジェクトなど、基本的にはある領域に特化したキャリアプランを歩んでいくことになります。

ほとんどのファームでは、金融・自動車・公共機関といったインダストリー(業界)と、戦略・SCM・CRMといったサービスの2つの軸でカットされた組織体系をとっており、どのラインへの転職を志望するかをきちんと精査する必要があります。

総合系コンサルティングファームMAP

主な総合系コンサルティングファームについて、個人的に感じている強みや印象を記載します。
ファーム選びの参考にしてください。

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総合系コンサルティングファームMAP

デロイトトーマツコンサルティング

総合系コンサルティングファームの中では、頭が一つ抜けているかなという印象です。
年収も他のファームよりも高いですが、その分同じ職位(ランク)でも求められる期待値が高いです。

強み

戦略系・業務系の上流案件に強み
同じランクでも年収は他のファームより高い
ネームバリュー

弱み

IT系は弱く、小規模の案件が多い
同じランクでも求められる期待値が他のファームより高い

印象

ロジカルでドライな人が多い

PwCコンサルティング

立ち位置的にはDTCと同じような感じです。
扱うプロジェクトも同じような感じなので、仕事内容以外の要素でDTCとPwCを比較するのがよいかと思います。

強み

戦略系・業務系の上流案件に強み

弱み

IT系は弱く、小規模の案件が多い

印象

デロイトよりも優しい人が多い

アクセンチュア

ITコンサルタントとして生きていくならば、アクセンチュア一択ではないでしょうか。

強み

IT系に圧倒的な強み

弱み

DTCとPwCに比べて戦略系・業務系の上流案件に弱み

印象

優しい人が多い

アビームコンサルティング

ITコンサルタントにとってアクセンチュアの対抗馬になるファームです。
もともとはDTCのIT部門が独立したファームなので、どうしてもIT系の色が強いです。

強み

IT系、特にSAP案件に圧倒的な強み
残業代が出る

弱み

DTCとPwCに比べて戦略系・業務系の上流案件に弱み

印象

優しい人が多い

イカレントコンサルティング

最近よく聞くファームです。
転職市場では有名で、なんと言っても破格のオファー金額が提示されます。
私の知り合いで、プログラマ出身コンサル未経験の3年目以内の若手が800万以上のオファーを貰っていました。
シニアコンサルタントレベルでも1000万以上のオファーが出るようです。

強み

給与が高い

弱み

組織体系がない(いわゆるプール型)

印象

あまりいい噂は聞かない。。

まとめ

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ファーム選びのざっくりまとめ

とてもざっくりまとめました。
もちろんきちんと企業研究して応募先を決めるのがよいです。
※KPMGとEYについては、面接を受けたことも親しいコンサルタントがいるわけでもないので、説明は省略させてください。

転職市場の動向

特にここ2年ぐらいは、どのファームも積極的に採用活動を行っているようです。
また、親しいフリーランスコンサルタントに聞いても、コンサルティング業界全体として案件数は多くなっているらしく、間違いなく売り手市場です。
ただし、この転職者の売り手市場がいつまで続くかはわかりません。

コンサル業界に転職するなら今です!!

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