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【ワインの産地を知る】フランス・ブルゴーニュ編

特徴

A.O.C.

ブルゴーニュのA.O.C.は、地方名、村名、畑名(一級畑、特級畑)というように畑の単位まで細かく制定されています。

畑の名前を関している特級畑ワインは、かなり高額になってきますし、なかなか畑の名前まで覚えるのは大変です。
村名もしくは一級畑(村名+プルミエ・クリュ)のワインがそれなりの品質でおすすめです。

主要品種

黒ブドウはなんといってもピノ・ノワール。また、ボージョレ地区では、ガメイという品種が主要品種です。白ブドウでは、シャルドネが主要で、一部地域ではアリゴテという品種が作られます。

なで肩のワインボトル

ワインのボトルには大きく2つのタイプの形が存在します。いかり肩のボルドータイプに対して、ブルゴーニュタイプのワインボトルはなで肩の形です。

ワインのイラスト(ブルゴーニュ) | かわいいフリー素材集 いらすとや

主な産地

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シャブリ地区

シャブリでは、シャルドネの白ワインが作られます。特に、生牡蠣にシャブリのワインがよく合うと言われています。私もよくふるさと納税で生牡蠣を購入し、シャブリのワインと合わせて飲んでいます。

コート・ド・ニュイ地区

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※図の紫:グラン・クリュ、薄紫:プルミエ・クリュ、ピンク:村名、オレンジ:地方名を示します。

コート・ド・ニュイ地区では、赤ワインが90%以上を占めており、有名なグラン・クリュが多数存在しています。特に有名なのは、ヴォーヌ・ロマネ村のロマネ・コンティではないでしょうか。その他にも、ジュヴレ・シャンベルタン村のシャンベルタンを始め、高級ワインが多く存在します。

コート・ド・ボーヌ地区

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※図の紫:グラン・クリュ、薄紫:プルミエ・クリュ、ピンク:村名、オレンジ:地方名を示します。

コート・ド・ボーヌ地区では、赤ワインで有名なコルトンや、白ワインで有名なモンラッシェなどのグラン・クリュが代表的です。

コート・シャロネーズ地区

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※図の薄紫:プルミエ・クリュ、ピンク:村名、オレンジ:地方名を示します。

コート・シャロネーズ地区にはグラン・クリュは存在しません。

マコネ地区

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※図のピンク:地区名、その他:村名を示します。

マコネ地区は村名A.O.C.まで存在し、村名ワインはすべて白ワインです。

ボージョレ地区

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11月第3木曜日に解禁される、ボージョレ・ヌーボーが有名なボージョレ地区です。

ボージョレ地区のA.O.C.は、ヌーボーで有名なボージョレボージョレ・ヴィラージュなどの他に、10の村名を関したクリュ・デュ・ボージョレ(図で示した箇所)が存在します。