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【ワインの産地を知る】フランス・その他の産地編

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ロワール地方

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特徴

フランス最大のロワール川流域に広がる広大な産地のため、地区によってワインの特徴が異なります。

主な産地

ペイ・ナンテ地区

ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)から作られる辛口の白ワインが有名です。

アンジュー・ソミュール地区

グロローという品種を用いて作るロゼワインで有名なロゼ・ダンジューや、貴腐ワインで有名なカール・ド・ショーム、ボンヌゾーなどの産地が存在します。

トゥーレーヌ地区

白ブドウではピノー・ド・ラ・ロワール(シュナン・ブラン)、黒ブドウではブルドン(カベルネ・フラン)が主要品種です。

サントル・ニヴェルネ地区

白ブドウではブラン・フュメ(ソーヴィニヨン・ブラン)、黒ブドウではピノ・ノワールが主要品種です。サンセールやプイイ・フュメといったA.O.C.が有名です。

シャンパーニュ地方

特徴

フランスのワイン産地で最北に位置し、何と言ってもスパークリングワインで有名な産地です。
白ブドウではシャルドネ、黒ブドウではピノ・ノワール、ムニエが主要品種です。

シャンパーニュでは、アルコール発酵させたのちに、糖と酵母を加えて瓶詰めすることで、瓶内で再度アルコール発酵(瓶内二次発酵)させて二酸化炭素をワインに溶け込ませます。

シャンパーニュの用語

アルザス・ロレーヌ地方

特徴

ドイツと国境を接する地方で、ドイツワインの特徴とよく似ています。白ワイン、特に甘口の白ワインが有名です。

主要品種としては、白ブドウのリースリングピノ・ブラン、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカなど、黒ブドウではピノ・ノワールです。

ローヌ地方

 

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特徴

ボルドーブルゴーニュと比べると地味な印象の産地ですが、ローヌ地方はフランスのA.O.C.ワイン生産量では第2位の産地です。高品質でコスパの良いワインが多い印象です。

主な産地

北部ローヌ

北緯45度以北の北部ローヌでは、コート・ロティやエルミタージュといったA.O.C.が有名です。主要ぶどう品種としては、黒ブドウではシラー、白ブドウではヴィオニエ、マルサンヌ、ルーサンヌが挙げられます。
単一品種のワインが主体ですが、シラーに少量の白ブドウを混醸して作る赤ワインも有名です。

南部ローヌ

北緯45度以南の南部ローヌでは、シャトーヌフ・デュ・パプや、ロゼワインで有名なタヴェルなどの産地が存在します。主要ぶどう品種としては、黒ブドウではグルナッシュ、シラー、ムールヴェードルなど、白ブドウではグルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、ルーサンヌなど、多数の品種が存在します。特にシャトーヌフ・デュ・パプでは13品種のブドウが認可されています。

プロヴァンス地方

特徴

地中海沿岸の地域で、フランス3大ロゼの一つに数えられる、ロゼワインで有名な産地です。

【ワインの産地を知る】フランス・ブルゴーニュ編

特徴

A.O.C.

ブルゴーニュのA.O.C.は、地方名、村名、畑名(一級畑、特級畑)というように畑の単位まで細かく制定されています。

畑の名前を関している特級畑ワインは、かなり高額になってきますし、なかなか畑の名前まで覚えるのは大変です。
村名もしくは一級畑(村名+プルミエ・クリュ)のワインがそれなりの品質でおすすめです。

主要品種

黒ブドウはなんといってもピノ・ノワール。また、ボージョレ地区では、ガメイという品種が主要品種です。白ブドウでは、シャルドネが主要で、一部地域ではアリゴテという品種が作られます。

なで肩のワインボトル

ワインのボトルには大きく2つのタイプの形が存在します。いかり肩のボルドータイプに対して、ブルゴーニュタイプのワインボトルはなで肩の形です。

ワインのイラスト(ブルゴーニュ) | かわいいフリー素材集 いらすとや

主な産地

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シャブリ地区

シャブリでは、シャルドネの白ワインが作られます。特に、生牡蠣にシャブリのワインがよく合うと言われています。私もよくふるさと納税で生牡蠣を購入し、シャブリのワインと合わせて飲んでいます。

コート・ド・ニュイ地区

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※図の紫:グラン・クリュ、薄紫:プルミエ・クリュ、ピンク:村名、オレンジ:地方名を示します。

コート・ド・ニュイ地区では、赤ワインが90%以上を占めており、有名なグラン・クリュが多数存在しています。特に有名なのは、ヴォーヌ・ロマネ村のロマネ・コンティではないでしょうか。その他にも、ジュヴレ・シャンベルタン村のシャンベルタンを始め、高級ワインが多く存在します。

コート・ド・ボーヌ地区

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※図の紫:グラン・クリュ、薄紫:プルミエ・クリュ、ピンク:村名、オレンジ:地方名を示します。

コート・ド・ボーヌ地区では、赤ワインで有名なコルトンや、白ワインで有名なモンラッシェなどのグラン・クリュが代表的です。

コート・シャロネーズ地区

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※図の薄紫:プルミエ・クリュ、ピンク:村名、オレンジ:地方名を示します。

コート・シャロネーズ地区にはグラン・クリュは存在しません。

マコネ地区

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※図のピンク:地区名、その他:村名を示します。

マコネ地区は村名A.O.C.まで存在し、村名ワインはすべて白ワインです。

ボージョレ地区

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11月第3木曜日に解禁される、ボージョレ・ヌーボーが有名なボージョレ地区です。

ボージョレ地区のA.O.C.は、ヌーボーで有名なボージョレボージョレ・ヴィラージュなどの他に、10の村名を関したクリュ・デュ・ボージョレ(図で示した箇所)が存在します。

【ワインの産地を知る】フランス・ボルドー編

 フランスを代表するワイン産地である、ボルドーボルドーワインといえば、重い赤ワインがイメージされるのではないでしょうか。今回はボルドーのワインについて、簡単にまとめたいと思います。

特徴 

A.O.C.

ボルドーのA.O.C.は地方名、地区名、村名という範囲で別れており、村名ワインが最も狭い範囲のA.O.C.です。

一般的には、A.O.C.の範囲が狭まるほど、高品質なワインとなります。

アッサンブラージュ

ボルドーでは、複数の品種のぶどうをブレンドしてワインを作るのが一般的です。これをフランス語でアッサンブラージュと言います。

左岸と右岸

ボルドーを流れる3つの川(ジロンド川、ガロンヌ川、ドルドーニュ川)の川沿いに主要産地が広がります。ざっくりこれらの川の左岸と右岸とで赤ワインの特徴が別れます。

ガロンヌ川・ジロンド川の左岸には、シャトー・マルゴーやシャトー・ムートン・ロートシルトなどの5大シャトーを筆頭に、有名な産地が広がります。小石や砂利の多い土壌である左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした重い赤ワインが作られます。

これに対して粘土質の土壌であるドルドーニュ川右岸では、メルロを主体としたワインが作られます。高級ワインの筆頭であるシャトー・ペトリュスなどが右岸に位置します。

いかり肩のワインボトル

ワインのボトルには大きく2つのタイプの形が存在します。なで肩のブルゴーニュタイプに対して、ボルドータイプのワインボトルはいかり肩の形です。

ワインのイラスト(ボルドー) | かわいいフリー素材集 いらすとや

主な産地

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メドック地区

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メドックオー・メドックが地区名A.O.C.です。この地区では、赤ワインのみがA.O.C.として認められます。

村名A.O.C.

メドック地区では、村名A.O.C.がボルドーで唯一存在しています。

メドック地区の格付け

メドック地区のワインは1級から5級まで格付けがされています。格付けワインは数万円、特に1級ともなると数十万円以上もします。

格付け 銘柄名(フランス語) 銘柄名(日本語) A.O.C 村名
第1級(5) Chateau Margaux シャトー・マルゴー Margaux Margaux
第1級(5) Chateau Lafite-Rothschild シャトー・ラフィット・ロートシルト Pauillac Pauillac
第1級(5) Chateau Latour シャトー・ラトゥール Pauillac Pauillac
第1級(5) Chateau Mouton-Rothschild シャトー・ムートン・ロートシルト Pauillac Pauillac
第1級(5) Chateau Haut Brion シャトー・オー・ブリオン Pessac-Leognan Pessac-Leognan
第2級(14) Chateau Brane-Cantenac シャトー・ブラーヌ・カントナック Margaux Cantenac(Margaux)
第2級(14) Chateau Rauzan-Segla シャトー・ローザン・セグラ Margaux Margaux
第2級(14) Chateau Rauzan-Gassies シャトー・ローザン・ガシー Margaux Margaux
第2級(14) Chateau Durfort-Vivens シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン Margaux Margaux
第2級(14) Chateau Lascombes シャトー・ラスコンブ Margaux Margaux
第2級(14) Chateau Pichon-Longueville Baron シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン Pauillac Pauillac
第2級(14) Chateau-Pichon Longueville Comtesse de Lalande シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド Pauillac Pauillac
第2級(14) Chateau Cos d'Estournel シャトー・コス・デストゥルネル Saint-Estephe Saint-Estephe
第2級(14) Chateau Montrose シャトー・モンローズ Saint-Estephe Saint-Estephe
第2級(14) Chateau Leoville-Las Cases シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ Saint-Julien Saint-Julien
第2級(14) Chateau Leoville-Poyferre シャトー・レオヴィル・ポワフェレ Saint-Julien Saint-Julien
第2級(14) Chateau Leoville-Barton シャトー・レオヴィル・バルトン Saint-Julien Saint-Julien
第2級(14) Chateau Gruaud-Larose シャトー・グリュオー・ラローズ Saint-Julien Saint-Julien
第2級(14) Chateau Ducru-Beaucaillou シャトー・デュクリュ・ボーカイユ Saint-Julien Saint-Julien
第3級(14) Chateau La Lagune シャトー・ラ・ラギューヌ Haut-Medoc Ludon(Haut-Medoc)
第3級(14) Chateau Kirwan シャトー・キルヴァン Margaux Cantenac(Margaux)
第3級(14) Chateau d'Issan シャトー・ディッサン Margaux Cantenac(Margaux)
第3級(14) Chateau Boyd-Cantenac シャトー・ボイド・カントナック Margaux Cantenac(Margaux)
第3級(14) Chateau Cantenac-Brown シャトー・カントナック・ブラウン Margaux Cantenac(Margaux)
第3級(14) Chateau Palmer シャトー・パルメ Margaux Cantenac(Margaux)
第3級(14) Chateau desmirail シャトー・デスミライユ Margaux Cantenac(Margaux)
第3級(14) Chateau Giscours シャトー・ジスクール Margaux Labarde(Margaux)
第3級(14) Chateau Malescot St-Exupery シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ Margaux Margaux
第3級(14) Chateau Ferriere シャトー・フェリエール Margaux Margaux
第3級(14) Chateau Marquis d'Alesme-Becker シャトー・マルキ・ダレーム・ベッカー Margaux Margaux
第3級(14) Chateau Calon-Segur シャトー・カロン・セギュール Saint-Estephe Saint-Estephe
第3級(14) Chateau Lagrange シャトー・ラグランジュ Saint-Julien Saint-Julien
第3級(14) Chateau Langoa-Barton シャトー・ランゴア・バルトン Saint-Julien Saint-Julien
第4級(10) Chateau La Tour-Carnet シャトー・ラ・トゥール・カルネ Haut-Medoc Saint-Laurent(Haut-Medoc)
第4級(10) Chateau Pouget シャトー・プージェ Margaux Cantenac(Margaux)
第4級(10) Chateau Prieure-Lichine シャトー・プリューレ・リシーヌ Margaux Cantenac(Margaux)
第4級(10) Chateau Marquis de Terme シャトー・マルキ・ド・テルム Margaux Margaux
第4級(10) Chateau Duhart-Milon-Rothschild シャトー・デュアール・ミロン・ロートシルト Pauillac Pauillac
第4級(10) Chateau Lafon-Rochet シャトー・ラフォン・ロシェ Saint-Estephe Saint-Estephe
第4級(10) Chateau Saint-Pierre シャトー・サン・ピエール Saint-Julien Saint-Julien
第4級(10) Chateau Talbot シャトー・タルボ Saint-Julien Saint-Julien
第4級(10) Chateau Branaire-Ducru シャトー・ブラネール・デュクリュ Saint-Julien Saint-Julien
第4級(10) Chateau Beychevelle シャトー・ベイシュヴェル Saint-Julien Saint-Julien
第5級(18) Chateau Cantemerle シャトー・カントメルル Haut-Medoc Macau(Haut-Medoc)
第5級(18) Chateau Belgrave シャトー・ベルグラーヴ Haut-Medoc Saint-Laurent(Haut-Medoc)
第5級(18) Chateau de Camensac シャトー・ド・カマンサック Haut-Medoc Saint-Laurent(Haut-Medoc)
第5級(18) Chateau du Tertre シャトー・デュ・テルトル Margaux Arsac(Margaux)
第5級(18) Chateau Dauzac シャトー・ドーザック Margaux Labarde(Margaux)
第5級(18) Chateau Pontet-Canet シャトー・ポンテ・カネ Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Batailley シャトー・バタイエ Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Haut-Batailley シャトー・オー・バタイエ Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Grand-Puy-Lacoste シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Grand-Puy-Ducassas シャトー・グラン・ピュイ・デュカス Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Lynch-Bages シャトー・ランシュ・バージュ Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Lynch-Moussas シャトー・ランシュ・ムーサ Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau d'Armailhac シャトー・ダルマイヤック Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Haut-Bages-Liberal シャトー・オー・バージュ・リベラル Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Pedesclaux シャトー・ペデスクロー Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Clerc-Milon シャトー・クレール・ミロン Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Croizet-Bages シャトー・クロワゼ・バージュ Pauillac Pauillac
第5級(18) Chateau Cos-Labory シャトー・コス・ラボリ Saint-Estephe Saint-Estephe

 

グラーブ地区

グラーヴ地区には、グラーヴやペサック・レオニャンといった地区名A.O.C.が存在しております。ペサック・レオニャンでは、メドック地区のようにワインの格付けが制定されており、メドック格付け1級のシャトー・オー・ブリオンは、ペサック・レオニャンに位置しております。
また、赤ワインだけではなく、辛口白ワインも作られます。

サン・テミリオン、ポムロール、フロンサック地区

メルロ主体とした赤ワインを作る地区です。ポムロール地区では、最も高級なワインと一つである、シャトー・ペトリュスが存在します。

コート地区

アントル・ドゥ・メール地区

辛口白ワインで有名です。

ソーテルヌ、バルサック地区

セミヨンという白ぶどうで作られる、貴腐ワインという甘口ワインが有名です。

【ワインの産地を知る】最初に知るべき!!フランス基礎編

ワインを語る上で避けては通れないのが、フランスでしょう。

ボルドーブルゴーニュを始めとする、世界的に有名な産地が数多くあり、一つの記事にまとめきれないので、まずはフランスの概要だけまとめたいと思います。

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特徴

フランスは、海あり山ありの多様な気候・土壌で、産地ごとの個性も多彩です。

フランスワインは、世界のワインのお手本となっているので、フランスワインを覚えることが、ワインを知る近道になると思います。

A.O.C.とは

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フランスではA.O.C.法と呼ばれる原産地呼称制度があります。
A.O.C.を名乗るためには、ぶどうの栽培地域やぶどう品種、醸造方法などの規定をクリアしなければなりません。

わかりやすく言うと、魚沼産コシヒカリなどのように、産地をブランド化するための法律です。
逆にこの法律が無いとしたら、〇〇産を名乗る低品質なワインが横行し、産地のブランド力が低下してしまいます。

フランスでは1935年にA.O.C.が制定され、以降世界中の国々の原産地呼称制度の見本となっているわけです。
日本でもやっと最近になって話題に上がることが増えましたね。

ワインは産地で選べ

フランスを始めとする旧世界のワインでは、この原産地呼称制度がとても整備されており、使用されるぶどう品種も指定されているため、産地の個性がはっきりしています。
そういうこともあり、旧世界のワインにはぶどう品種の表記がされていないことがほとんどです。
A.O.C.を見れば品種もワインの特徴もわかるでしょ?ってことなのですが、そういう一見さんお断り感が、ワインを難しくさせている原因だと思うんですよね。

まあとにかく、A.O.C.を知れば、ワインの特徴がわかるということなんで、フランスワインを選ぶ際は、どこの産地かで選べばOKということです。

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どのA.O.C.産地なのかは、ワインのエチケット(ラベル)を見るとわかります。
よーく見てみると、「Appellation 〇〇 Controlee」といった表記がひっそりとあると思います。
この「〇〇」が、表示を認められた原産地呼称になります。

それでは、次にフランスの主な産地について見ていきましょう。

 

主な産地

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ボルドー地方

知らない人はいないであろう、世界を代表するぶどう産地です。
カベルネソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランといった数種類のぶどう品種を混醸(アッサンブラージュ)して作られる、重い赤ワインが代表的です。

赤ワインが有名ですが、貴腐ワインと呼ばれる甘口の白ワインも有名です。

ブルゴーニュ地方

ボルドーと双璧をなす、世界的なワイン産地です。
ピノ・ノワール100%で作られる、繊細で上品な赤ワインが有名です。
世界一高価なワインであるロマネ・コンティも、ブルゴーニュ地方のワインです。

また、辛口白ワインで有名なシャブリや、ボジョレーヌーボーで有名なボジョレーも、ブルゴーニュ地方に含まれます。

シャンパーニュ地方

世界的なスパークリングワインの産地です。
全部のスパークリングワインのことをシャンパーニュとかシャンパンとかって言いがちですが、それは間違いです!

アルザス・ロレーヌ地方

リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカなどを使用した白ワインが有名な産地です。
ライン川を渡ればすぐドイツという位置関係なので、ドイツワインとよく似ています。

ローヌ地方

エルミタージュやシャトーヌフ・デュ・パプなどの有名なA.O.C.を有し、個性豊かなワインを作っている産地です。
シラーやグルナッシュで作られる赤ワインや、ヴィオニエの白ワインなどが有名です。

コストパフォーマンスにも優れているので、おすすめの産地です。

ロワール地方

フランス最長のロワール川流域のワイン産地です。
あまりに大きい地方のため、地区によっても個性が様々です。

ソーヴィニヨン・ブランやミュスカデなどを使った白ワインや、グロローという品種で作られるロゼワインなどが有名です。

プロヴァンス地方

地中海に面した、南フランスのプロヴァンス地方です。
ロゼワインの産地として有名で、フランスのロゼワインの40%がプロヴァンス地方です。

まとめ

フランスワインの基礎の基礎の部分だけ、かいつまんでまとめてみました。
産地の詳細は、まだ別の記事で記載しようと思います。

実は上で挙げた産地の他にも、まだまだ特徴的な産地が色々あるんですが、一旦上記を知っていればワイン選びに困ることはないと思います。

産地でワインを選ぼう【導入編】

以前の記事で、ぶどう品種でワインを選ぶことについて記載しました。

winesuki.hatenablog.com

今回からは、少しレベルアップして、産地でワインを選ぶことについて記載していきたいと思います。

なぜ産地で選ぶのか?

産地でワイン選びができるようになれば、よりスマートに自分の求めるワインにたどり着くことができるのです。

たとえば、ワインショップでワインを選ぶことを考えてみましょう。
多いところだと1000種類のワインを取り扱っているお店があります。
そこでなんのあてもなくワインを選ぶとなると、もはや宝くじのような感覚に近く、 選んだワインが自分の好みかどうかは、運でしかないわけです。

では、もし産地でワインを選ぶことができればどうでしょうか。
たとえば、フランスのアルザス地方のワインが飲みたいとするならば、
1000種類ある中の、ほんの10種類程度に絞られるわけです。
さらに、「アルザスリースリングの白ワインで、値段が2000円台までのもの」とまで決めちゃえば、もう2~3種類ぐらいに絞れちゃいそうです。

しかも、ワインショップでは産地別でワインが陳列されていますよね。
もはや店に入ってから一瞬でワインを選ぶことができるのです。

産地で何がわかるのか?

では、産地だけでワインの何がわかるのでしょうか。

特徴がわかる

産地によって、ワインに使用されるぶどう品種が異なります。

たとえば、ボルドーの赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを使用し、重厚なワインを作り上げていますが、
ブルゴーニュの赤ワインは、ピノ・ノワールを使用し、繊細な軽いワインを作ります。

また、同じ品種でも、ぶどうを栽培する環境の違い(気温や天候、土壌の違い)によって、ワインの味わいに変化が生まれます。
このぶどうを育てる環境のことをフランス語でテロワールといいます。
ワインの味わいや香りだけでなく、テロワールを感じながらワインを楽しむことが、よりワインを深く楽しめることに繋がるのです。

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レベルがわかる

ワインを生産するそれぞれの国には、原産地呼称などといった制度が定められています。
たとえば、ボルドー産ワインを名乗るためには、原料や生産方法などの厳しい基準をクリアしなければならないのです。

そうすることで、低品質なワインの流通を防ぎ、「ボルドー」というブランド価値を下げないようにしているわけです。
また、消費者にとっても、ある程度の基準をクリアしているという安心感につながるわけです。

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原産地呼称の詳細については、個別の産地についての記事を書く際に解説しようと思います。

どこでワインが作られている?

インベル

ぶどうの生育には、暑すぎず・寒すぎずといった気候の条件があり、およそ北緯・南緯30~50度の地域にて栽培されています。

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インベル

この北緯・南緯30~50度の地域をワインベルトと呼び、フランスやイタリアを始めとするヨーロッパ諸国や、アメリカ・チリ・南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランド・日本といったワインを生産する国々が含まれます。

国別ランキング

では、国別にワイン生産量を見てみましょう。

OIVという組織が発表しているデータをもとに、国別のランキングを作成しました。

No. Continent Country Value
1 Europe Italy 50,920
2 Europe France 45,367
3 Europe Spain 39,670
4 America United States 23,715
5 Asia China 13,217
6 Oceania Australia 13,100
7 Africa South Africa 10,531
8 America Chile 10,143
9 America Argentina 9,447
10 Europe Germany 9,013
11 Europe Russian Federation 6,646
12 Europe Portugal 6,010
13 Europe Romania 3,267
14 Oceania New Zealand 3,139
15 Europe Hungary 2,545
16 Europe Greece 2,490
17 Europe Austria 1,953
18 America Brazil 1,257
19 Europe Bulgaria 1,206
20 Europe Ukraine 1,123
21 Europe Switzerland 1,077
22 Asia Georgia 884
23 Asia Japan 789
24 Europe Republic Of North Macedonia 785
25 Europe Croatia 760

2016年のデータ 単位:1000hl(ヘクトリットル)=10万リットル

世界中でワインが作られていることがわかります。

旧世界と新世界

ワインの生産国は、旧世界と新世界という2つに大きく分類されます。

旧世界とは、フランス・イタリア・スペイン・ドイツを始めとする、古くよりワイン作りが盛んな国々のことを指します。
一方、新世界とは、アメリカやチリ、オーストラリア、南アフリカ、日本といった、比較的ワインの歴史が新しい国々のことを指します。

旧世界のワインは、原産地呼称などの制度がガチガチに整っており、ワインの産地ごとの特徴がはっきりしています。
それに対して新世界のワインは、それほどまでに制度が整っていないのと、ワイン生産者の新規参入も盛んであり、色々な個性のワインが楽しめます。

また、同じクオリティのワインでも、新世界のワインのほうが価格は安い傾向にあります。
ただ、一概に新世界が大衆向きの安ワインしか作っていないかというと、そういうわけではなく、たとえばアメリカカリフォルニアのナパバレーなど、高級ワインを生産している産地は存在しています。

世界を旅する気分で、今日のワインを選ぶのも楽しいかもしれません。

【おすすめワイン紹介あり】品種の特徴を知ろう!白ワイン編【辛口】

白ワイン、今回は特に辛口の白ワインについて触れたいと思います。

 前回の振り返り

winesuki.hatenablog.com

前回の記事では、白ワインは甘口か辛口かで選ぶことがスタートだとかなり雑に述べました。。

今回は、特に辛口の白ワインについて触れたいと思います。

そもそも辛口ってなに?

ワインや日本酒の味の表現として、よく使われるのが、甘口・辛口という表現です。

甘口とは、その名の通り「甘い」という意味なのですが、
辛口って何かピンとこなくないですか?

普段お酒を飲まない人からすると、spicyとかhotという意味かと誤解されそうです。
辛口とは、めちゃくちゃ噛み砕いていうと、「甘くない」という表現がよいかなと思います。

そもそもお酒を作るアルコール発酵により、原料の糖分がアルコールに変えられます。
アルコール発酵の結果、残った糖分の量が多いものが甘口、少ないものが辛口となるわけです。

ちなみにお酒の辛口という言葉は、英語ではdry、フランス語ではsec、ドイツ語ではtrockenと表現されます。
いずれも「乾いた」という表現です。
糖分が少なく、アルコールがダイレクトに感じられるため、スッキリと乾いたような味わい。
日本語の辛口よりは断然しっくりきますね。

白ワインの代表的な品種

今回は、白ワインの代表的な品種として、独断と偏見で6品種を選びました。

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白ワインの代表的な品種

シャルドネ

普段ワインを飲まない人でも、一度は聞いたことがあると思います。
白ワインの品種で最もポピュラーなのが、このシャルドネです。

フランスを始め、世界中で栽培されており、産地によって味わいが全く変わるため、
品種としての個性を掴みづらいぶどうです。

そのため、「あー今日はシャルドネが飲みたい」とはあまりならないのですが、
「何でもいいから白ワインが飲みたい」って時に、とりあえず選びましょう。笑

ちなみに小話として、一昔前の世界のワイン通の中で、「ABC」という略語が流行ったそうです。
Anything But Chardonney and CabernetSauvignon
シャルドネカベルネソーヴィニヨン以外のワインが飲みたい!!

そういう言葉ができるほどに、白ワインといえばシャルドネ、赤ワインといえばカベルネソーヴィニヨン
という、まさにワインの代名詞的な品種なのです。

ゲヴェルツトラミネール

二番目にこの品種を出すのはどうかと思うのですが(笑)
ライチのような個性的な香りと味わいが特徴の品種です。

酸味は穏やかで、ほのかに苦く、しっかりとした果実味が味わえます。

産地はフランスのアルザス地方やドイツが代表的で、
ワインショップのアルザスワインドイツワインのコーナーによく見かけます。

ぜひ一度はこの個性的な品種を味わってみてください。

ソーヴィニヨン・ブラン

シャルドネ同様、このソーヴィニヨン・ブランも世界中で栽培されている、
ポピュラーな白ぶどう品種です。

スッキリとした酸味と、爽やかなハーブや青草の香りが特徴的です。

筆者はこのソーヴィニヨン・ブランが好きで、夏の暑い日には必ずこれを選びます。

ニュージーランドやチリなどの、安いワインがよく売られているので、
ぜひ夏の暑い日の仕事終わりにおすすめします。

リースリング

こちらのぶどうも、世界的にポピュラーな白ぶどう品種です。
果実味が強く、華やかな香りとスッキリした酸味で、バランスのよいワインを作り出します。

ゲヴェルツトラミネールと同様、フランスのアルザス地方やドイツなどが代表的な産地です。

また、辛口ワインだけでなく、甘口ワインもよく売られています。

ピノ・グリ

筆者が大好きな、ピノ・グリ。

他の白ワインは、夏の暑い日などさっぱりしたい時に飲みたいものが多いのですが、
ピノ・グリの白ワインはちょっと違います。

他の白ワインにはない、コクが深く、強いミネラル感のある、
まるで赤ワインのような、そんなワインを作ります。

ぜひ一度お試しください。

甲州

日本を代表する白ぶどうといえば、この甲州です。

日本人のような控えめな果実味と、スッキリした酸味が、薄味の日本料理によくマッチします。

山梨旅行に行った際は必ず甲州ワインを買いましょう!

品種別おすすめワイン

シャルドネ

2000円台)シャブリ ジョゼフ・ドルーアン

白ワインといえば、シャブリでしょう。

2000円台でこのクオリティのシャブリはなかなか無いですね。

2000円台)モンテス・アルファ シャルドネ

コストパフォーマンスで優れる、チリのシャルドネです。

豊かな果実味が感じられます。

ゲヴェルツトラミネール

3000円台)トリンバック ゲヴェルツトラミネール

フランスアルザス地方の名門、トリンバックのゲヴェルツトラミネールです。

ライチのような果実味が癖になります。

ソーヴィニヨン・ブラン

1000円台)セラー・セレクション ソーヴィニヨン・ブラン

ニュージーランドソーヴィニヨン・ブランはレベルが高いです。

そのニュージーランドを代表するワイナリー、シレーニのソーヴィニヨン・ブランです。

2000円台)サンセール パスカル・ジョリヴェ

フランス・ロワール地方の有名産地サンセールのワインです。

ソーヴィニヨン・ブランのスッキリした酸味と、ミネラルが感じられる高級感のあるワインです。

リースリング

1000円台)ファルケンベルク ピースポーター・ミヘルスベルク・リースリング

甘口ドイツワインです。

すっきりした酸味を合わせ持っており、くどくない甘口ワインです。

3000円台)トリンバック リースリング レゼルヴ

再びで申し訳ございません。トリンバックです。

リースリングの特徴である、スッキリした酸味が楽しめます。

ピノ・グリ

3000円台)トリンバック ピノ・グリ レゼルヴ

またまたトリンバックです。すみません、単純に好きなのです。

コクのある果実味とミネラル感が感じられ、めちゃくちゃ美味しいです。

甲州

1000円台)ロリアン 勝沼甲州

甲州勝沼を代表する白百合醸造甲州ワインです。

酸味が強く、スッキリとした味わいが楽しめます。

2000円台)シャトー・メルシャン 甲州きいろ香

ボルドー大学の研究室とシャトー・メルシャンが共同で開発したワインです。

上品な酸味と香り高い高品質なワインです。

【おすすめワイン紹介あり】品種の特徴を知ろう!赤ワイン編②【他にもある、色々な品種】

 前回の振り返り

winesuki.hatenablog.com

前回の記事では、赤ワインの主要品種として6種を紹介しました。

それらをまずは抑えておけば、レストランでもワインショップでも、
ワイン選びに困ることはまず無いかと思うのですが、
いやいや世界にはもっと多くのワインがあるのです。

今回はもう少しだけ幅を広げて、いろいろな品種を見ていきましょう。

まだまだある!赤ワインのぶどう品種

世界には1000を超えるワイン用のぶどう品種があるとされていますが、
今回は有名な品種を独断と偏見でさらに6つ選出し、紹介したいと思います。

前回紹介した主要品種6つと、今回紹介する6つ、合わせて12品種抑えることができれば、
もはやワイン通と呼べるのではないでしょうか。

レストランでのワイン選びが楽しみになること間違いなしです。

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他にもある、色々な品種

重いワインを作るぶどう品種

飲みごたえのある重いワインを作り出すぶどう品種について、
一つずつ見ていきましょう。

サンジョヴェーゼ

コスパが良く、多種多様なイタリアワイン。
そのイタリアの代表格であるぶどう品種が、サンジョヴェーゼです。

あまり聞き馴染みのない品種ですが、
イタリアのトスカーナ州でサンジョヴェーゼを使って作られる、
キャンティキャンティ・クラシコというワインが有名ですので、
ぜひワインショップなどで見つけてみてください。
1本1000~2000円台で買えるような、お手頃なワインがたくさんあります。

このサンジョヴェーゼは、カベルネ・ソーヴィニヨンのような濃い色合いと、
しっかり飲みごたえのある重いワインを作り出します。

そしてなんと言っても特徴的なのが、スミレの花に形容される香り。
スミレ、と言っても多分イメージできないと思うので、
ぜひ一度口にしてみてください。
もしかしたらドハマリするかも。。

ネッビオーロ

こちらもイタリアを代表するぶどう品種です。

ネッビオーロで作られるワインは薄い色合いをしており、
おや?軽めのワインかな?と思いながら口にすると、
しっかりした酸味と渋味で、口の中がびっくりしちゃうような、そんな感じです。

ネッビオーロは、主にイタリアのピエモンテ州で作られており、
「王のワイン、ワインの王」と呼ばれるバローロや、
そのバローロの弟分と言われるバルバレスコというワインが非常に有名です。

ただし、バローロバルバレスコはそれなりの値段がしちゃいます。
少なくとも5000円ぐらいはします。
ちょっと贅沢をしたい日に、ぜひお求めください。

マルベック

このマルベックは、アルゼンチンを代表するぶどう品種で、
カベルネ・ソーヴィニヨンを思わせるような重いワインを作り出します。

そのしっかりとした酸味と渋味は、なんと言っても肉料理に非常に相性がいいです。

フレンチの上質な肉料理、というよりは、いきなりステーキのようなガッツリ系の肉料理にぴったりです。

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テンプラニーリョ

「天ぷら・・・」ではなく、テンプラニーリョというスペインを代表するぶどう品種を紹介します。

ちなみに、本記事で紹介するぶどう品種の中で、筆者の一番好きな品種です。

華やかな果実味が魅力的で、熟成を経ると複雑味を増し、多様な味わいのワインを作り出します。

とくに熟成されたワインを飲んでほしいです。
テンプラニーリョのワインを探す際は、クリアンサレゼルヴァグラン・レゼルヴァ
という種類のスペインワインをおすすめします。

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ジンファンデル

安旨ワインが多い、カリフォルニアを代表するぶどう品種であるジンファンデル。
なんと言っても豊かな果実味が特徴で、しっかり飲みごたえがあるワインを作り出します。

さすがカリフォルニアワインというべき、コスパの良いワインがたくさんあります。
テンプラニーリョが好きになれば、ジンファンデルも間違いなく好きになると思います。

ちなみに、イタリアではプリミティーヴォと呼ばれていますが、
ジンファンデルと同じ品種です。

軽いワインを作るぶどう品種

あまり軽いワインを作るぶどうって無いな。。
一つだけ紹介したいと思います。

マスカット・ベーリーA

このマスカット・ベーリーAですが、実は我が国日本を代表する黒ぶどう品種であります。

ワインを国外に輸出する際には、ワインの国際組織であるOIVで認められているぶどう品種しか、
ラベルへの品種名の表記が認められていません。

日本固有品種では、黒ぶどうのマスカット・ベーリーAと、白ぶどうの甲州
この2品種のみがOIVに認められているのです。
すなわち、日本ワインを世界に広めるための重要な品種であるのです。

さて、このマスカット・ベーリーAですが、ガメイ(ボジョレーヌーボーのぶどう)のような
軽やかでいちごのような味わいのワインを作り出します。
ピノ・ノワール、ガメイと来たら次はマスカット・ベーリーAですね。

山梨などにワイナリー巡りをした際は、必ず買って帰ってほしいです。

品種別おすすめワイン

サンジョヴェーゼ

(2000円台)ペポリ キャンティ・クラシコ

サンジョヴェーゼといえば、イタリアトスカーナ

トスカーナといえば、キャンティキャンティ・クラシコです。

当たり外れの多い印象のある、キャンティキャンティ・クラシコですが、このワインはおすすめです。

(3000円台)レ・ディフェーゼ

イタリアトスカーナの超有名ワイナリー、サッシカイアのサードラベル。

サンジョヴェーゼの特徴が感じられる、ハイクオリティなワインです。

非常におすすめします。

ネッビオーロ

(3000円台)フォンタナフレッダ バローロ

ワインの王と称される、バローロ

バローロは高級品ですが、この値段なら十分手が出せます。

(5000円台)バルバレスコ プルノット

バローロを飲んだなら、バルバレスコも飲んでみてほしいです。

名門ワイナリー、アンティノリが手掛けるプルノットのバルバレスコです。

マルベック

(1000円台)レゼルヴァ マルベック ボデガ・ノートン

アルゼンチンを代表するワイナリーであるボデガ・ノートン

マルベックの豊かな果実味が感じられます。

(2000円台)カイケン ウルトラ マルベック

チリの有名ワイナリー、モンテスがアルゼンチンで手掛けるワインです。

圧巻のコストパフォーマンスです。

 

テンプラニーリョ

(2000円台)セレステ クリアンサ トーレス

スペインの有名ワイナリー、トーレスが手掛けるテンプラニーリョ100%で作るワインです。

豊かな果実味と、バランスの良い渋味と酸味で、飲みやすさは抜群です。

ラベルもおしゃれでいいですね。

(3000円台)マルケス・デ・ムリエタ レゼルヴァ

スペインのリオハを代表するワイナリー、マルケス・デ・ムリエタのワイン。

木樽での熟成由来の深みのある香り、味わいを感じられます。

ジンファンデル

(2000円台)マンモス ジンファンデル

ラベルのインパクトに負けないぐらいパワフルなボディを持ってます。

熟成由来のアロマもしっかりと感じられます。

(3000円台)ヴィントナーズ・リザーヴ ジンファンデル

ジンファンデルといえばカリフォルニアでしょう。

非常にバランスが取れた味わいで、コストパフォーマンスが高いです。

マスカット・ベーリーA

(1000円台)ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA

サントリーが手掛ける登美の丘ワイナリーのワインです。

赤い果実の味わいで、軽くて飲みやすいワインです。

(1000円台)シャトー・メルシャン 山梨マスカット・ベーリーA

山梨で最も有名であろうシャトー・メルシャンのマスカット・ベーリーAで作ったワインです。

薄味の日本食にとってもよく合います。