【コンサルファームへの転職】総合系コンサルティングファームを知ろう【転職準備編】
総合系コンサルティングファームとは
前回の記事でも触れましたが、総合系コンサルティングファームは、企業の戦略立案・業務改革といった上流から、システム導入・保守といった下流まで、様々な案件をこなすコンサルティングファームです。
といっても、様々な案件を経験できるわけではなく、ITのプロジェクトを経験すれば、その次もITのプロジェクトなど、基本的にはある領域に特化したキャリアプランを歩んでいくことになります。
ほとんどのファームでは、金融・自動車・公共機関といったインダストリー(業界)と、戦略・SCM・CRMといったサービスの2つの軸でカットされた組織体系をとっており、どのラインへの転職を志望するかをきちんと精査する必要があります。
総合系コンサルティングファームMAP
主な総合系コンサルティングファームについて、個人的に感じている強みや印象を記載します。
ファーム選びの参考にしてください。
デロイトトーマツコンサルティング
総合系コンサルティングファームの中では、頭が一つ抜けているかなという印象です。
年収も他のファームよりも高いですが、その分同じ職位(ランク)でも求められる期待値が高いです。
強み
戦略系・業務系の上流案件に強み
同じランクでも年収は他のファームより高い
ネームバリュー
弱み
IT系は弱く、小規模の案件が多い
同じランクでも求められる期待値が他のファームより高い
印象
ロジカルでドライな人が多い
PwCコンサルティング
立ち位置的にはDTCと同じような感じです。
扱うプロジェクトも同じような感じなので、仕事内容以外の要素でDTCとPwCを比較するのがよいかと思います。
強み
戦略系・業務系の上流案件に強み
弱み
IT系は弱く、小規模の案件が多い
印象
デロイトよりも優しい人が多い
アクセンチュア
ITコンサルタントとして生きていくならば、アクセンチュア一択ではないでしょうか。
強み
IT系に圧倒的な強み
弱み
DTCとPwCに比べて戦略系・業務系の上流案件に弱み
印象
優しい人が多い
アビームコンサルティング
ITコンサルタントにとってアクセンチュアの対抗馬になるファームです。
もともとはDTCのIT部門が独立したファームなので、どうしてもIT系の色が強いです。
強み
IT系、特にSAP案件に圧倒的な強み
残業代が出る
弱み
DTCとPwCに比べて戦略系・業務系の上流案件に弱み
印象
優しい人が多い
ベイカレントコンサルティング
最近よく聞くファームです。
転職市場では有名で、なんと言っても破格のオファー金額が提示されます。
私の知り合いで、プログラマ出身コンサル未経験の3年目以内の若手が800万以上のオファーを貰っていました。
シニアコンサルタントレベルでも1000万以上のオファーが出るようです。
強み
給与が高い
弱み
組織体系がない(いわゆるプール型)
印象
あまりいい噂は聞かない。。
まとめ
とてもざっくりまとめました。
もちろんきちんと企業研究して応募先を決めるのがよいです。
※KPMGとEYについては、面接を受けたことも親しいコンサルタントがいるわけでもないので、説明は省略させてください。
転職市場の動向
特にここ2年ぐらいは、どのファームも積極的に採用活動を行っているようです。
また、親しいフリーランスのコンサルタントに聞いても、コンサルティング業界全体として案件数は多くなっているらしく、間違いなく売り手市場です。
ただし、この転職者の売り手市場がいつまで続くかはわかりません。
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